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NIKENから考えるフロント4ローラー

フロント2輪、リア1輪で走る「NIKEN」がかっこいい。

 

YAMAHA(ヤマハ) アクスルプロテクター NIKEN Q5K-YSK-116-M01

 

ヤマハ発動機は、車輪と車体全体がリーン(傾斜)して旋回する3輪以上のモビリティをLMW:Leaning Multi Wheel(リーニング・マルチ・ホイール)と呼んでおり、「NIKEN」はそのLMWである。 

 

YAMAHA NIKENの動画


Yamaha NIKEN - LMW Product Overview

 

メカメカした感じといい、スキーのように滑らかでありながらパワフルな走りが実にかっこいい。

 

ハンドルでフロントを操作することを考えた場合、フロント1輪であれば機構がシンプルであるが、フロント2輪では左右の車輪の角度や、左右の車輪と機体までの距離などを上手く調節する必要がありそうだ。

 

このNIKENの外見・機構は非常に刺激的だ。

 

そこで今回は、NIKENに触発されたので、ミニ四駆のローラーセッティングについて考察したいと思う。

 

ミニ四駆はコーナーを走る場合に、遠心力によって数Gもの力がコーナーの壁に向かってかかるそうだ。

 

コーナーの壁を地面と考えて欲しい。数Gもの重力がかかり、ローラーが車輪となって、コーナー壁の地面を走り抜ける。

 

主流のたからばこセッティングで考えると、地面に対してフロント1輪リア2輪の3輪車として走っていることになる。

 

コーナーに突入すると、コースアウトしないよう、フロントは常にスラストを効かせて、コースの下面に張り付くようにハンドルを切って走っている。

 

そして、リアの2輪が機体が傾かないように保持している。

 

タミヤのレギュレーションでは、ローラーが6個までしか付けられなかった。その場合、左右対称にセッティングすると、片側は3個である。

 

1つで点、2つで線、3つで面ができるが、たからばこセッティングはフロント1輪リア2輪の二等辺三角形のように3点で地面(コーナーの壁)を捉えることができる。

 

NIKENのようなフロント2輪、リア1輪の構成も、逆向きの二等辺三角形となり、3点で地面を捉えることができる。

 

だが、フロント4ローラー(同じ径)、リア2ローラーのセッティングは一部のレーサーに支持されてはいるが、メジャーであるとは言えないだろう。

 

なぜなのか、考察してみよう。

 

実際にフロント4ローラー、リア2ローラーで走らせた方々の記録を読ませて頂くと、レーンチェンジで上のローラーが効かないことや、ジャンプ着地時に上のローラーが引っかかることがあるそうだ。

 

この問題については、ホイールスタビを上下ローラー間に装着してマシンの傾きを抑えたり、上のローラーの直下にすり鉢状のローラースタビを装着して引っかからないようにすることで解決できそうだ。

 

私はメジャーにならない別の理由として、フロント4ローラーの上下のローラーを同時に効かせることが難しいからなのではと考える。

 

リア4ローラーでは、ローラーの軸を地面と垂直に立てることで、コーナーで上下のローラーが同時に接することができる。

 

それに対し、フロント4ローラーではスラストを付ける必要性があることから、簡単な方法として、スラスト角の分だけローラーの軸を傾ける方法が取られる。

 

すると、上下同じローラー径の場合は、コーナーでは前にせり出した上のローラーのみが接することになり、下のローラーはマシンがアウトリフトした場合のみ効くスタビとしてしか機能しなくなる。

 

折角のフロント4ローラーなのに、スラスト角を付ける為に軸を傾けると、実質はフロント2ローラーが非常に高い位置に設置された4ローラーセッティングと変わらなくなってしまうのではと思う。

 

ここが難しいところで、フロントのローラー軸を地面と垂直に設置し、尚且つフロント4ローラーにスラストを付けることができて、初めてポテンシャルを発揮できるのではと思う。

 

コーナーでフロント4ローラーがほぼ同時に接することができてこそ、このセッティングが活きてくると思う。

 

 

 

これを実現できたとして、どのようなメリットが考えられるのか?

 

NIKENはフロント2輪のメリットの1つとして、前輪スリップによる転倒リスクの低減を挙げている。片方がスリップしても、もう片方がグリップしていればスリップしない。

 

これをミニ四駆で考えると、上下のローラーでコーナー壁にグリップすることで、マシンへの上下振動によるスリップによるコースアウトリスクを低減できるだろう。

 

次に、段差乗り越え時にふらつきにくい点。2輪で乗り越えるため、1輪よりもふらつきにくい。

 

ミニ四駆で考えると、フロント2ローラーの場合、コース壁の段差進入時に少しでもマシンが傾いていると、マシンの重心に対するローラー位置がずれてしまいバランスを崩しやすい。

 

フロント4ローラーであれば、上下のローラー内に重心があり、そもそもマシンが傾きにくいのでコース壁の段差進入時にバランスは崩れにくいはずである。

 

最後に、ミニ四駆の観点からメリットを考えると、重心を気にせずにフロントの下のローラーを最も低い位置に装着することができる点を挙げる。

 

ジャンプ着地後にすぐコーナーに侵入する場合には、ローラーが低い位置にあるほうが早くコーナー壁にローラーを効かせることができ、コースアウトしにくくなるだろう。

 

以上のメリットから、実現できればポテンシャルは高いセッティングなのではと考える。

 

私の妄想では、これをNIKENセッティングと呼ぼう。

 

NIKENセッティングのポイント

・フロント4ローラー、リア2ローラー

 (ローラー個数無制限でも、抵抗を少なくする点からリアは2ローラーとする)

・フロントのローラー軸は地面と垂直にする

・フロントのローラーは全て同じサイズとする

 (コーナーのコース各々のRの違いの影響を無くすため)

・フロントのローラーは全て同じスラスト角とする

 

フロント4ローラーのセッティングはローラー個数無制限に伴い、最近見かけることが多い。

 

しかし、スラストを付けるためにローラー軸を傾けており、上ローラーは径を小さくして、あくまでスタビとして機能させることが多いと思う。

 

どなたかNIKENセッティングのマシンをお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか?作り方や感想など、ぜひお聞かせください。

 

自分でもいつか作ってみたい。

 

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