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ブルブルシステムを考える|片軸制振の新時代へ

VZシャーシが2020年に発売されるとのことで、

片軸全盛の時代はやってくるのであろうか?

 

ヒクオユニットの他に、シャーシ自体が着地時の衝撃を減衰させることができるMSフレキは、やはり片軸シャーシに比べて着地衝撃に対するポテンシャルが高いと言えよう。

 

ジャパンカップ等、立体コースでマシンがジャンプするコースの場合、着地をいかに安定させるかが鍵であり、不安定のまま次のセクションに突入することで、スピードの減速、さらにはコースアウトへと繋がってしまう。

 

片軸シャーシはMSフレキに比べ、シャーシ自体に衝撃を緩和させるような仕組みを持たせることが非常に難しい。

 

タイヤ自体にサスペンションのような機構を設けることがまず難しい。

 

シャーシ自体をくの字に曲がるように中央部の剛性を抜く改造もあるが、プロペラシャフトで前後の駆動をつなぐ構造であるが故、くの字に曲がって衝撃を吸収する際のプロペラシャフトへのダメージ、プロペラシャフトの角度変化によるギアへのダメージを抑えるシビアな調整が必要である。

 

片軸の制振の主流としては、僅かにシャーシの剛性抜きを行い、衝撃に対してはヒクオユニット、東北ダンパー等で吸収するといったパターンであろう。

 

そのため、同じ制振機構を設けられるのであるから、シャーシ自体が衝撃吸収に大きな働きができるMSシャーシが有利と思うのだ。

 

MSシャーシの衝撃吸収に匹敵できるような、制振機構は何かないものか?これが見つかれば、その部分での差が無くなり、片軸シャーシの新時代がやってくるはずである。

 

新時代はもう始まっているのかもしれない。2017年10月にしーたんさんがTwitterで発表された車軸ブルブル機構なるものに、非常に注目している。

 

くちなしさんのブログに記載があります。

kuchinashi-gadget.com

 

車軸を中心にくるくる回るウェイトをつけた制振機構である。

 

着地の衝撃をこのウェイトが回転することで回転運動エネルギーに変えてしまうということだろう。

 

マスダンパーやヒクオユニットと異なり、稼動域にリミットが無く、衝撃が強いほど速く回転して力を変換できる点が非常に優れていると思う。

 

1度目の衝撃から次の衝撃までに定位置に戻る必要も無いように思え、その点でも連続した衝撃に備えることができそうで素晴らしい。

 

車軸に取り付けることで、タイヤから伝わる衝撃を直に受けることができている。また、車軸を利用することで構成するパーツ数が最小限で重量も軽くなる。実に合理的である。

 

一つ懸念点があるとすれば、車軸に取り付けているので、ベアリングの摩擦が増えて駆動効率がわるくなりそうであるが、上級者のベアリングメンテナンスがあれば、取るに足らないことかもしれない。

 

mini4wd.club

 

台湾チャンピオンのしーたんさん、チャンピオンズのZizelさんが考案されているらしい。

 

Zizelさんはミニ四駆カスタムマガジン2019年「Still Running#02」にて、2ページに渡りマシンが紹介されており、そこにブルブルシステムが記載されている。

 

実に興味深い改造である。

 

タミヤ グレードアップ No.343 GP.343 ダンガンレーサー マルチセッティングウェイト 15343

ブルブルシステムを車軸ではない位置に搭載するのも面白そうである。その場合はタイヤの半径よりも長い作りとすることも可能だ。

 

また、回転軸を斜めに取り付けるのも面白そうである。

 

ブルブルシステムの今後に注目である。

 

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